似合わないけど好きな香り🍂
今ではSNSにも上らない、香水たち。歴史ある名香でも、新作やトレンドたちが次々と人気や話題をさらっていって、埋もれていってしまう。
今日は昔、憧れだけで衝動買いしてしまった愛すべきシプレー系香水たちを4選、ご紹介したいと思います。
ちなみにどれも自分には似合いませんでしたw 似合わないけど好きでしたね~🌠
まずはじめは、カボシャール。
![]() | グレ GRES カボシャール オードパルファム EDP SP 100ml 【香水】【激安セール】【あす楽休止中】【割引クーポンあり】 価格:3,619円 |
グレの代表的な香りで、なんと1958年に販売が開始されました。〃カボシャール:強情っぱり〃というネーミングも小粋で素敵✨
トップノート:ガルバヌム・アルデヒド、セージ
ミドルノート:ジャスミン、ローズとイランイラン
ラストノート:パチョリ、オークモス、サンダルウッド、レザーアコード
つけた瞬間から、スパイシーで深みのある香りです。時間の経過とともに角が取れてまろやかになっていくのですが、花と苔と樹木の香りがそれぞれしっかり感じられます。軽さや透明感のある、爽やかな香りに飽きたら、こういう骨格のはっきりした香水をチョイスしてみるのも一興ですよ♪ 季節もこれから秋冬🍂 ぴったりだと思います。 そしてボトルデザインがまた大人可愛いんです。蓋の根元に印象的な黒いリボンが目を惹きます♥️ 若い女性に人気のカボティーヌ、グリーン系の代表の爽やかで可愛いあの香水は、カボシャールの妹版としてデビューしたんですよ♪
お次は**クリスチャン・ディオール:ミス・ディオール
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![]() | 価格:914円 |

1947年発売。明るくておてんばでチャーミングなディオール氏の妹さんは、皆から〃マドモアゼル〃でなく〃ミス〃と親しみを込めて呼ばれていたそうです。このクリスチャン・ディオール初の記念すべき香水の名前は、彼の妹、〃ミス・ディオール〃から付けられたのです。飾らない素敵な逸話ですよね✨
香りは重厚なパチョリやシダーにグリーンガルバヌムの爽やかさが効いていて、そして華やかなローズやくちなしの甘さが相俟った、大人っぽくもあり若々しさも見え隠れする不思議な香調。落ち着いた樹木の香りが長く香り、私は好きでした。今でもアメ横に行けば、石鹸やボディローションなど、バスラインも店頭にあるお店もあるのではないでしょうか?
今の若い方々や、最近香水に興味を持たれた方は〃ミス・ディオール〃といえば、優美なピンク色の液体の若々しい上品なアノ香水を、いえ、アノ香水しか思い浮かばないかもしれませんね。でもミス・ディオールの原点はコチラ。移り行く歴史とともに美しく魅力的に変貌を遂げてきたミス・ディオールのオリジナルをぜひ皆さんに知って試してほしいです✨
秋に嗅ぎたくなる香り🍂 秋といえば、**エルメス:カレーシュ
**でしょ❗
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エルメスの象徴である四輪馬車。美しい四輪馬車が古き良きパリのリュクサンブールを優雅に走り抜けていく……✨
1961年、エルメスの女性用香水第二弾として誕生した香水の名前『カレーシュ』は、その四輪馬車を意味します。
レモンとベルガモットの爽やかなトップ、そしてローズにジャスミン、アイリスが織り成すミドル。アルデヒトが加わったシプレーの香りですが、実は私、同じアルデヒト香水の名香〃シャネル5番〃は苦手で合わなかったんです💧 当時はインターネットなどなく、簡単に調べるこなど出来なかった時代。カレーシュを購入してじっくり調べてから、アルデヒト配合という事実に気づいた私。でも、この香りは好きだった✨ もちろん買う前にテスターを試した時にも(好きだ!)と直感したから決めたのですが、ホント例の5番がトラウマだったのでw(シャネル5番ファンの方、ごめんなさい💦)
カレーシュは、私にとっては〃よそゆきの匂い〃です。穏やかな秋の日に一人で出掛けるときに纏いたい香り。秋冬に相応しい落ち着いた、物静かに主張する優雅な香りですが、あまり重たい印象はないです。お洒落なカフェのテラスでゆったりティーでも飲みながら、本を読んだりして時間を過ごす←こういうシチュエーションがすごく似合う香水です✨ (わかりにくいかな❓)
最後にご紹介する香水もエルメスです。
エルメス:ヴァンキャトル フォーブル
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これまで紹介してきた香水と比べれば、歴史は浅いです。1995年発売。地中海・海・太陽をイメージした香りだということですが、私は秋の暖かく晴れ渡った天気の日に似合う香りだと思いました。パッケージや香水の液体の金色がかった濃いオレンジ色が、〃いろとりどりの秋の葉〃とリンクするからでしょうか。
香りはピーチ・オレンジ、ベルガモット、そしてオレンジブロッサムとグリーン調のヒヤシンスがふわっとくる。ジャスミンと情熱的なイランイラン、アイリスの白い花々が咲き乱れ、ベースはアンバーグリスとサンダルウッド・バニラで優雅にしっとり纏めています。たしかこの香水、ヴァンキャトル・フォーブルって、従来のトップ・ミドル・ラストといったノートで香りが移り変わらず、一貫してずっと同じ香調という当時としては画期的で斬新な香水だった記憶があるのですが。間違っていたら、すみませんm( )m⤵️⤵️
ちなみに〃ヴァンキャトル・フォーブル〃というネーミングは、当時のエルメスの住所だとか。住所の響きさえお洒落で素敵だなんて、なんということでしょう! フランス🇫🇷おそるべし(笑)
他にもたくさん語りたい香水はありますが、今日は4種類まで。いかがでしたでしょうか? 若い女性たちにもぜひつけていただきたい名香揃いです。爽やかで軽やかに香るタイプを使い込んでいたとしたら、ちょっと重たく感じる香りかもしれませんが、オーフレッシュとか、ボディミストやヘアミストというラインナップから入ってみるのも楽しいですよ。流行りでない分、他人とかぶらないというメリットもございます❗
みんな良い香りなんですけどしいていえば〃カレーシュ〃が、気品があって素敵な香りで、くどくなくておすすめです。オードトワレやオーフレッシュからぜひ、チャレンジしてほしいです(^o^)/\(^-^)